教育
2016年07月29日(金)
イチローが3000に王手!その生き様と武士道の関係
7月29日の今日、イチローが大リーグ通算3000本安打達成まで、残すところあと2本となっております!そして、明日30日の試合では、異例の連発出場するそうです!
これは3000本達成まったなしですね!
イチローといえば、われらが愛知が生んだヒーローです。安打で3000本というのも並大抵の記録ではありませんが、実は、日米通算では4276安打(現在)。大リーグの歴代ナンバーワンはピート・ローズの4256安打ですから、プロとしては大リーガーの安打数を超えているのです。でも、イチローならなんだか大リーグでもナンバーワンになってくれそうな気がします。その安定感を醸し出すストイックさが、イチローの魅力だと思います!
イチローのストイックさと、道を求める武士道
野球はテレビで見る程度ですが、スポーツは大勢の人に夢を与えるいい職業ではないでしょうか。たとえば、子供のころ、ベーブ・ルースの逸話を耳にしました。
病気で寝たきりの11歳の少年。大リーグ選手のベーブ・ルースは、少年にホームランを打つと約束します。そして、ベーブ・ルースはホームランを打ち、少年も奇跡的に病から回復したのです。このような逸話が生まれるのも、スポーツのいいところだと思います。
ベーブ・ルースは、日本でいえば長島茂雄さんのようなスター選手でしょう。一方、イチロー選手には、野球の勝負のために人生を捧げる侍魂、宮本武蔵のような求道者魂がある人だと思います。努力の天才なんて評する人もいますが、淡々とやりつづけるその求道心には、我が国の誇りである武士道があるはずです。
たとえば、宮本武蔵に並び称される塚原卜伝(つかはら・ぼくでん)を紹介します。彼は、真剣勝負は19回、戦場には37回、木刀での試合数百回。それでいて一度も負けたことがない、無敗の大剣豪です。卜伝が創始した鹿島新当流は戦国時代の当時でも全国的に門下を集め、現代でも伝わっています。あの武田信玄にも仕えたことがあるようですよ。
そんな卜伝や武蔵のように、一途にその道を極めようとするのは、我が国の美風の一つではないでしょうか。ぜひ、日本の武士道で世界を制覇してもらいたいものですね!