教育

2017年01月31日(火)

この記事を書いた人: Yosh Yosh

同期に差がつく『読書力』

皆様こんにちは。sugitaです。今日は、読売新聞の記事を読んでいて気になった記事を題材に書きます。

新入社員に『読書感想文』

若い社員は取引先のニーズを理解するのに時間がかかる、報告書も要領を得ない―――――

そんな危機感を覚えたある電気ヒーター製造・販売会社では、社員に読書感想文を書かせているようです。

入社3年目までの正社員に月1冊の本を読むことを義務づけ、感想文を書かせます。これが始まったのが2007年。ある社員は「仕事でも相の要領を理解し、伝達する方法を意識するようになった」と、その成果を実感しているといいます。

読書は非常にすばらしいものだと思います。自分が体験したことがないこと、そもそも体験の仕様がないことであっても、読書を通して疑似体験できます。情報過多な現代社会においては、良質な知識は本からこそ得られるのです。

よく考えてみると、朝起きたらテレビで朝ドラをやっていて、通勤中はいろんな広告やら看板やら人の流れやらを見て、仕事場では、明日になったら忘れるような膨大な情報をさばいてさばいてして、そして家に帰ったらバラエティ番組の中で芸人が何か喋っている。旅行に出かけても、新幹線の中では電光掲示板に「○○ニュース」と称する価値の低い情報が流れる。

こうした情報の濁流の中で泳いでいて、心休まる時間の少ない私たちであるからこそ、心の栄養となるような本に自分だけ没頭する時間はとても贅沢なものだと感じるようになりました。

しかし、読書は単に心の栄養になるだけではないと思っています。つまり、実用的な値打ちがあります。

冒頭の記事でも触れているように、読書を通じて筆者の考えを理解する中で、頭がよくなっていきます。語彙が増えます。感性が磨けます。表現力が磨けます。様々な苦難を乗り越えてきた先人たちの知恵を得られます。

読書こそ、仕事の知恵の宝庫なのだと思います。

仕事に活きる『読書術』

しかし、先日読んだ月刊誌に書いてありましたが、読書を仕事に活かすには、『摘読』が要るようです。つまり、「これは使えるか?使えないか?」という目で、読みたいところだけをつまみ食いするという読み方をするのだそうです。年収数千万円を超えるお金持ちは、月に何十冊も本を読んでいるといいます。「そんなの無理だよ」と思っていましたが、そういう方々はまさにこの「摘読」をしているのかもしれません。

というわけで、私も明日から空いた時間を使って『摘読』をマスターしていこうと思います!(←三日坊主)

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